Microsoft Office等の事務用アプリケーション(Word/Excel/PowerPoint)はもともとオフセット印刷用のデータを作成することを考慮されていないため、稀に不具合が発生する場合があります。Officeソフトのバージョンを必ずご記入ください。(Office 2016、Office 2019 )
弊社ではできるだけご入稿いただいたデータのイメージに近づけるようにいたしますが、それでも元のOfficeデータのイメージと印刷物の仕上がりイメージが変わってしまう場合がありますので、あらかじめご了承ください。
フォントやレイアウトが変わってしまうことがあります。
Office系のアプリケーションでは、データを作成した時に使用したフォントがインストールされていないPCで書類を開くと自動的に別のフォントに置き換えられてしまいます。
そのために、文字の形状やレイアウトが崩れてしまい、お客様側でのイメージと異なる印刷物が仕上がってしまう場合があります。
色が変わってしまうことがあります。
カラー指定をする場合、Office系のアプリケーションはすべてRGBで指定されますが、オフセット印刷ではシアン・マゼンタ・イエローにブラックを加えたCMYKの4色で指定します。
RGBとCMYKの特性上、RGBの方が色の表現範囲が広いため印刷用のCMYKに変換した際に色がくすんで見えてしまうことがあります。
画像の仕上がりが違ってしまうことがあります。
通常、印刷用の画像データは画面表示用の5倍の解像度が必要になります。画面表示は72dpiもしくは96dpiですが、印刷物では350dpiの解像度のデータを必要とします。
そのために画面では綺麗に見えていても、印刷すると、ぼけていたり粗くなっていたりすることがあります。
イメージ通りの仕上がりの印刷物を仕上げるためには、解像度の低いデータは縮小して使用していだくようお願いします。
デジタルカメラなどの72dpiのデータは20%に縮小して使用すると実質解像度が360dpi程度になります。
画像データは、Officeのファイル内に貼り付ける他に高解像度のオリジナルデータも合わせてご入稿願います。
装飾系の特殊機能について
テクスチャ・パターン・透明効果は、製版データ作成の際にイメージが変わることがあります。
ご入稿の際に添付していただいたプリントアウトに出来るだけ合わせるようにいたしますが、制作時点であらかじめご使用をお控えください。
Office系ソフトでは、断ち落しが出来ません。(用紙の端まで印刷を行うことです。)
必ず、用紙余白を外周に5ミリ以上おとり下さい。
用紙の端に写真や絵柄がございますと、別途追加費用が発生いたしますのでご注意下さい。
ご入稿の際は最終データのプリントアウトを必ず添付願います。
※データ入稿票をご利用ください。